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音楽テクノロジを駆使して一曲作ってみた

 皆さんこんにちは。バルテック入社三年目の山本です。
 いきなり脱線するんですが、この入社 n 年目っていうのはどこからカウントしたらよいのかいつも迷いますよね。あともう一回脱線するのですが、「山本」という名字の人は多すぎてどの山本かわからないことが多いですよね。

 バルテックのアドベントカレンダーということで、皆さん IT のタメになる記事をたくさんかかれており、ぺーぺーの僕が普通に技術的なことを書いても付け焼き刃にしかならなさそうですので、ちょっと趣旨をズラしてブログを書いていこうと思います。
 
 アレですね。
 「テクノロジを駆使しての音楽の知識ゼロから一曲作ってみる」
 という方法について書いていきます。

 

 まず、曲を作るのに必要な道具ですが、一つだけで十分です。そうです、 iPhone です。
 iPhone にプリインストールされている Garage Band というアプリを開いてみましょう。

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 はじめてアプリを開いた方も多数いらっしゃるかと思うのですが、(僕もそうでした)こいつはなぜ無料なのかわからないほど高性能な音楽制作アプリです。ガンガン使っていきましょう。

 

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 右上の「+」マークをタップして新しいプロジェクトを作成していきます。

 

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 そうするとこんな感じの画面に移ります。「LIVE LOOPS」か「TRACKS」かを選択できるのですが、今回は音楽の知識ゼロから楽曲を作成していくため、迷わず「LIVE LOOPS」を選択していきましょう。

 

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 横にスワイプして、作成したい曲のジャンルを選択していきます。EDM でもよかったのですが、僕は毎週金曜日の深夜に六本木に繰り出すようなチャラリーマンではないためそれよりも少し硬派な Dubstep を選択します。バルテック社員によるダブステップなので、バルステップと呼んでも過言です。バルステップと呼んでも過言です。

 

 

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 ジャンルを選択すると、こんな感じのマトリックス図が出てきます。これらのセル一つ一つに音がアサインされており、それを選択していくとなんか曲っぽくなるという素晴らしいシステムです。自分でセルを追加することも可能なのですが、音楽の知識ゼロから作っていくという趣旨に反するし、そもそもテクが足りなくて僕にはできません。

 

 

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 右上の歯車マークをタップすると、曲の「キー」と「BPM」を選択することができます。「キー」とはカラオケでおなじみのアレです。音の高さのことだと思ってもらって大丈夫です。BPM は曲の速さのことだと思ってください。

 

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 それでは、曲のテンポとキーをいじくっていきましょう。

 Dubstep は基本的に BPM が低いジャンルですので「88」くらいにしましょう。キーについては完全に好みです。ここでは A minor を選択します。日本語で言うとイ短調になります。小学生の頃に学びましたね。

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 そうしたらマトリックスの画面に戻りましょう。

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 セルを一つひとつタップしているとめんどくさいですよね。そんなときは画面下部の「^」みたいなタイルをタップすると、なんと縦一列すべてのセルを再生してくれます。コレは使わない手はない。縦一列で全部聴いていくと、楽曲でいうと下記のようになっているのがわかります。

 1. 静かなイントロ

 2. 1 のイントロから派生したトラック

 3. 1 のイントロから派生したベース入りトラック

 4. ビートが落ち着いたトラック

 5. オーソドックスな Dubstep パート

 6. ビート、シンセともに激しめの Dubstep パート

 7. ビートは落ちるがドラムの手数が減らないトラック。メロディが哀愁。

 8. 7 から派生できそうな Dubstep パート

 9. 7 から派生できそうな Dubstep パート

 10. 終わりに持っていけそうなパート

 11. 終わりのパート

 

 何も考えずに 1→2→3→4...と流していってもめちゃくちゃかっこいい感じになるのですが、ちょっとオリジナリティーもほしいので、今回は以下のように進めることにしました。

 4. ビートが落ち着いたトラックで曲をはじめて

 6. Dubstep をして

 3. つなぎっぽいパートを入れて(そしてフレーズの最後にドラムを抜いて)

 9. もういっちょ Dubstep して

 11.終わる

 

 こんな感じです。

 録音せずに色々流したりしているのも楽しいですが、ここは一つ録音をしていきましょう。画面上部の「●」をタップすると、メトロノームのクリック音が流れ始めて、実際に iPhone 上で再生されているものが録音されていきます(実際には違うのですが、そういう認識で大丈夫です)。

 LIVE LOOPS モードでは、多少タップがずれていても、テンポに合わせて再生を行ってくれるため大体曲っぽくなります。

 

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 録音が完了し、画面上部「FX」の左側にあるアイコンをタップすると、上図のような画面に遷移します。対応するプラグイン(楽器)と、その横に録音した波形とかが表示されており、曲がどんな構成になっているかがひと目でわかります。便利ですね。

 自分が納得できる出来になったら、画面左上の「▽」をタップして保存していきましょう。

 

 

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 この画面で、作成した楽曲を選択して、iCloud とか Dropbox とかにアップできます。自分で作成した曲は全世界に向かって公開してしまいましょう。楽曲を聴いてくれた人たちに褒められると自尊心が満たされますよ。

 

 以上、音楽知識ゼロから楽曲を作る方法でした。テクノロジーの発展は素晴らしいですね。このまま音楽のテクノロジーが発展していくとミュージシャンの仕事がなくなってしまうのではないかと怖くなってしまいますね。

 

 それでは、皆さんよいクリスマスを!

 

 あ、最後に、今回作成した楽曲は以下から聴けます。